食糧事情①日本食材は品薄ですが・・・
先日、13ヵ月ぶりにTKGを食べました!そう、卵かけご飯です。学校の近くにしばらく前にできた自然食品屋さんで、やや高めの卵を見つけました。「生で食べられる?新鮮?」と確認したところ、農場から直送で2日前に入荷したとのこと。一応1パック(6個)だけ買って一つ割ってみたら、しっかり白身が立ってて!ふわふわのTKGに親子揃って舌鼓を打ちました。子ども達もすごく喜んでたので今週二回行ってみましたが「金曜日に入荷したものしかない」と…金曜日か土曜日に狙い打ちです。
生卵はともかく、アフリカの片田舎モザンビークでは日本食材がそもそも入手困難です。駐在(帯同)予定の方にも「入手できないものは何ですか?」と聞かれ、むしろ「入手できるもの」のほうが少ないので、以下リストアップしてみました。
<マプトで入手可能な日本の加工食品>※基本的に全て中国製
・醬油(中国製は安価。キッコーマンもあるが高い)
・味噌(品薄)
・だしの素(品薄)
・豆腐(現地製。日本からの常温保存品もある)
・寿司酢
・マヨネーズ(キューピー製。高い)※一般的に販売されているマヨネーズは卵不使用
・カレールウ
・焼き海苔
・味噌汁用乾燥ワカメ(ネギなども混入)
・稲荷寿司用の味付き油揚げ
・カップヌードル(海外生産版)
・乾麺のうどん(品薄)、そば
・干しシイタケ
・たくあん(1本)
・ガリ(1キロ入り)
・わさび(1キロ入り)
・ゆでタケノコ
・ゆでレンコン
・おやつ(ポッキーなど、入荷によりけり)
中華スーパー、Deli(高級食材店)、SPAR(JAT店のみ)で運よく出会えれば買えます。多くの店で常備してあるのは醤油と豆腐だけで、あとは在庫次第。とはいえ最近中華スーパーがどんどん充実してきているので、今後は期待できそうです。
「え、これだけ?」と思いますよね。本当にこれだけでした(苦笑)しかも品薄なものが多いから「見つけたら即買い」です。
でも、日本での食生活を思い返してみたら、和食以外の食事のほうが多いような…洋食、中華、イタリアン、家庭料理でもそうですよね?
生鮮食品には、和食でも使われるものがたくさんあります。
野菜(一部は季節限定):大根、長芋、里芋、いんげん、白菜、ほうれんそう、細ネギ、長ネギ、ニラ、オクラ、もやし、しめじ、しいたけ(ジャガイモやニンジンは言うに及ばず)
果物(季節限定):フジりんご、柿、栗、イチゴ、スイカ
魚介類:大型スーパー(SPARやMaputo Shopping)では冷凍の切り身/一匹まるまるを販売しています(但し鮮度や保存期間は保証できません)。SPAR JAT店では冷蔵品も扱い、その場で捌いてくれます。魚市場(Mercado do Peixe)は冷蔵施設がないため、常温・吹き抜けスペースで量り売りしています(ややぼったくられている気がしますが)。通年で入手しやすいのは鯛・キス・エビ・イカ。活きアサリもありますが、数件「あたった」という話を聞いています。
そもそも漁船に冷蔵設備がないので、魚の鮮度には要注意。漁師の多くは手こぎボートで朝5時に出港して午後戻ります。お魚さん達は数時間は常温~炎天下に晒されていると思われます。
刺身用の魚は通販もしくはDeliのみで、マグロ・サーモン・エビが主です。
肉類:モザンビークはイスラム教徒が多いのもあり、主だったスーパーでは牛肉・鶏肉・羊肉のみを取り扱います。豚肉が欲しい場合は中華スーパーの冷凍コーナーもしくは精肉店を利用します。ちなみに、一部の中華スーパーにはスライスした牛肉・羊肉があり、すき焼きやジンギスカンができます!(海外ではスライスした肉は珍しいのです。)精肉店でもお願いすれば豚肉をスライスしてくれます。
あ、今度からすき焼きを生卵に付けて食べられるのか・・・!!楽しみ~
ちなみにお米は"Sushi rice"と銘打ったすごく高いものもありますが、中華スーパーには中国米があり(たまに匂いが気になることもありますが)、ポルトガル産米でジャポニカ米に近いものもあります。
次回は、日本食材以外(洋食・中華・イタリアンの食材)について書きますね。
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