Tips of Kruger National Park クルーガー国立公園
南アフリカ最大の国立公園クルーガー。ヨハネスブルクからよりもマプトからのほうがアクセスが良いという有難い立地で、マプト駐在家族にとっては気軽に遊びに行けるテーマパークのようなところです。やろうと思えば日帰りもできます。
☆Kruger観光のおすすめポイント☆
① 野生の動物の様子を観察できる
カバが口を大きく開けて噛みつき合っているところ、ゾウが木の実をもぎ取って食べる様子、イボイノシシの親子が並んで歩いていくところなど、映像ではなく肉眼で見られます。家族で同じ経験を共有できるのもいいところ!野生動物を探していると、視力回復にもなります(笑)
② Game Meat(野生動物の肉)を味わえる
園内の草食動物(インパラ、ヌー、バッファローなど)の肉を加工販売しています。臭みや固さはあまりなくて、パイやシチューでおいしくいただけます。お土産用にジャーキーや缶詰のパテなども売っています。
③ 帰りに買い物ができる(KomatipoortやNelspruitで)
モザンビークは食料品や日用品の大半を南アフリカから輸入しているので、南アフリカで買った方が割安です。特にワイン、牛肉、豚加工品、ペーパー類。Komatipoortには大きな食肉卸市場があり、安くておいしい肉を買えます。
そんなクルーガー国立公園について(まだ三回しか行っていませんが)お役立ち情報をまとめました。
(1)マプトからの往路/復路
国境Lebomboが混み合うのは7時以降、かつ日が高くなると動物を見つけにくくなるので、夜明け前には家を出発します。マプト市内から国境までは約1時間半です。道中トイレ休憩できるのはガソリンスタンドしかなく、国境のトイレも汚れている場合が多いので、トイレットペーパー&消毒用アルコールを持参することをお勧めします。
南アフリカではシートベルト着用が義務付けられています。子どもであっても違反していたら罰金を科せられます。特にモザンビークナンバーの車は目を付けられやすいので、国際運転免許証やパスポートをすぐに見せられるようにしています。
車幅ギリギリの一本橋、Crocodile Bridge。ある意味ここがKruger最大の難所です。
Lebomboから一番近いのはCrocodile Bridgeです。途中Komatipoortという街を通りますが、その手前に警官がいることがあるので気を付けてください。ちなみに国境からNelspruitまで続く4番道路は整備されていて通行しやすいですが、警官が路肩で見張っていることも多いです。
復路の場合は夕方になると国境が混むので、やはり早めの行動を心がけます。
(2)Kruger園内の巡り方Tips
・朝はできる限り早く行動を開始すべし
開門と同時に行動を開始するのがベストです。
・晴れている日の昼は休むべし
暑いと動物たちは木陰に隠れます。子ども達も動物探しに飽きる頃です。無理せず、レストキャンプやピクニックサイトで散策しましょう。
ナイトサファリで見つけた、授乳中のブチハイエナ。ずーっとこの姿勢でした(笑)
・夕方は閉門ギリギリまで散策 or Sunset Safariに参加すべし
夕方になると、また動物たちの行動が活発になってきます。昼間休んでいた肉食動物が動き始めるからです。各レストキャンプで申し込めるSunset Safariや、ホテルが催行するサファリに参加すると、閉門時間後も動物探しを楽しむことができます。慣れたガイドは猛禽類や小動物も見つけてくれます。
・食事はあまり期待しない
南アフリカの食事は、マプトに比べてあまりおいしくありません。「このレベルでこの値段⁉」とガッカリすることも。Kruger入園前にKomatipoortのSPARでサンドイッチを購入してピクニックサイトで食べたり、BBQの食材を調達しておいてレストキャンプで自炊したり、皆さんいろいろ工夫しています。
ピクニックサイトにはBBQコンロの貸し出し(R30)もあります。地元の人はオムレツを作ってパンとソーセージを焼いて食べていました。我が家は普通に肉を焼きました。野生の動物を見ながらの食事は格別です!
(3)宿泊施設Tips
・一番コスパがいいのは園内のRest Camp(CampsiteもしくはBungalow)での宿泊
園内に泊まれるので、開門すぐ/閉門時間ギリギリの行動が可能です。ただし、施設の老朽化が気になるところも多いです。SAN Parkのホームページから申し込めます。ここのホームページには、入場料や園内情報も載っているので、ぜひチェックしてからおでかけください。
・園外のVacation Rental(一棟貸し)での宿泊
各ゲートの近辺にAirBNBなどの貸別荘が多数点在しています。インパラなどの草食動物やサルはKruger近隣にも出没し、貸別荘の庭にも来ることがあります。長期滞在者、コスト、子連れ、ソーシャルディスタンスなど配慮する方にはお勧めです。
・園外ホテルでの宿泊
幅広いレンジのホテルがあります。サファリやウォーキングツアーを催行するところもあります。
・園内ホテルでの宿泊
園内の私営ホテルは概ねハイエンドで外国人観光客を対象にしています。12歳以下の子どもは宿泊できない施設などもあります。SAN Parkが運営するホテルがSkukuza Rest Camp内にあります。
Skukuza Rest CampはKrugerで一番大きなレストキャンプ。売店にはお土産のほかにBBQ用品や食材、飲み物、日用品まで揃っています。
(4)携行品アドバイス
・双眼鏡、カメラwith望遠レンズ
動物園ではないので、いつも動物が間近で見られるわけではありません(苦笑)望遠レンズのほうが重いだろうと思われるカメラを携帯している人がたくさんいます。双眼鏡は園内でも売っていますが高額なので、日本からの持参がおすすめです。
・サングラス、日焼け止めorラッシュガード
車外に出る機会は少ないですが、年中通して日差しが強いです。秋(5月以降)でも昼間は半袖でいいくらい暑く、朝晩は冷え込むので、羽織物にもなるラッシュガードは一枚あると重宝します。
・園内マップ
各レストキャンプの売店で売っています。南アフリカではモザンビークの携帯電話は使えないので、Google Mapsに頼ることも難しいです(南アフリカのSIMカードをKomatipoortで購入することはできます)。巻頭には園内インフォメーション、巻末には園内で見られる生物が掲載されているので、一冊あると便利です。
数種類のハゲワシ、双眼鏡がないと見分けがつきません・・・
いかがでしたか?Kruger散策の参考にしていただけたら嬉しいです。
☆最後まで読んでいただきありがとうございました☆
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