アフリカ最貧国(モザンビーク)で楽しく駐妻生活!

モザンビーク駐妻2年目。夫と中1&小4男子の母。ブラジル駐在(1年)の間に現地で長男を出産。生活情報、旅行記、日本やブラジルとの違いなど、気づいたことをシェアしています。アフリカ駐妻(予定)の方、旅行してみたい方必見!

モザンビーク人と一緒に「学び直し英語」


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モザンビークの第一言語はポルトガル語。ではなぜ私が英語の学び直しをしているかというと、子ども達の学校の先生や保護者との会話についていけないからです😣留学経験なし、英語の勉強は大学一年生の必修科目止まり、TOEICを受けたのは15年前😅モザンビーク渡航後から1年半オンライン英会話をやってきたのでスピーキングとリスニングは向上したものの、学校関係になると先生との会話についていくのが精一杯。質問して相手の話を聞くのは得意だけど、自分の意見を言うときには適切な言葉が出てこないし、もどかしい。そんな状況をどうにかしたいと思っていたら、スペイン人のママ友が英語クラスを紹介してくれて、一念発起して語学学校に通うことにしました。


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日本で語学学校に通ったことがないのですが、ここでは平日毎日、100分間の授業です。テキストはOxford University Press、つまりイギリス英語。お隣の南アフリカはイギリス英語で、モザンビークとの交流が多いのです。「学び直し」ということで、少しレベル低めのIntermediate(B1)です。クラスメートの8割は大学生もしくは既卒生(就職浪人)、私以外の外国人はトルコ人女性が二人だけ。多くは下のクラスからの持ち上がりで、かなりアウェイな状況…ですが、そんなことを気にしてる場合ではないです。三ヶ月の間に三回のテスト、Reading、Writing(作文)、Listening、文法をすべて三回ずつ。それに加えて授業中の発言でSpeakingのレベルを測る。すべての項目で6割以上取らないとレベル認定されない。かなり真面目にやらないとパスできない感じ💦「外国人だし」「オバサンだし」なんていう言い訳をかなぐり捨てて、毎日発言し、復習や宿題を欠かさず、クラスメートとも積極的に交流してます。日本人かつ発言しまくりで目立つので、先生からも一週間足らずで覚えられ、個人的に連絡し合う友達もできて、スピーキング練習を週一回集まってやったり、わからないことを教え合ったり。私はポルトガル語が苦手なので、学校の手続きを手伝ってもらってます😅


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授業中などのやりとりを通して、モザンビークの文化や習慣、生活についていろんなことを知ることができるのも思わぬ収穫です。たとえば…
初対面の人とでもハグ&両頬にキスをする(ポルトガルと同じ挨拶マナー)※コロナ禍のため自粛中
・人を食事に誘ったら、勘定は自分が持つ(割り勘という概念はない
・お宅に招かれたとき、30分~1時間遅れで来るのが当たり前手土産は持参してはいけない(「十分な用意がないだろう」という意思表示と解釈される)
食事中に電話に出たり、メールやSNSをすることは無作法ではない

他にも会話の端々から私達の常識との違いを感じます。気づかずに地雷を踏んでしまった経験も😵
乗り物の単語学習をしていたとき、coach(高速バス)とbusの違いを聞かれて「coachは他の県や他国など長距離移動のときに乗るもの」と言ったら、先生が「モザンビークではbusで1000km先まで行くよ。ここはthe third worldなの。coachは贅沢なbusだよ。」と諭されてしまいました。うぅ…モザンビーク人自身が自分達の国をthe third worldと表現するのが痛々しい。こんなことにも認識の違いがあるとは思わず、「やっちまった感」がありました。


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とはいえ、モザンビーク国民の多くが初等教育も満足に受けられず、ポルトガル語の読み書きにも苦労している中で、クラスメート達は大学に進学し、語学学校にも通える程度の富裕層。iPhoneを持っている人も半数近くいるし、他にも習い事をしていたり、家庭教師をつけているという話も。この人達もモザンビーク国内では決して庶民ではないのです。それでも私達外国人の生活環境とは異なる点が多々ありそうですが…あと二ヶ月は同じクラスで学び合うので、追い追い理解を深められたらと思います。

 

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