アフリカ最貧国(モザンビーク)で楽しく駐妻生活!

モザンビーク駐妻2年目。夫と中1&小4男子の母。ブラジル駐在(1年)の間に現地で長男を出産。生活情報、旅行記、日本やブラジルとの違いなど、気づいたことをシェアしています。アフリカ駐妻(予定)の方、旅行してみたい方必見!

Bilene, Lagoon Resort near Maputo


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イースター休暇にマプト近郊のリゾート地Bilene (ビレネ)に来ました。

 

片道約3時間の車の旅。飛ばすときは時速110kmくらい出してましたが、途中警察の検問に引っ掛かることもなく👍


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今日は会社のドライバーLeoさんにお願いしました。奥に小さく見えるのは、放牧されているヤギです。


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道中よく見かけた植物。130~150cmくらい。なんと、おなじみタピオカの原料キャッサバ(マンジョッカ)の木でした。根っこがタピオカの素で、こちらの人の主食。葉っぱはマタパといい、炒めて食べます。


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突然でっかい工場が!と思ったら、ビール工場でした😅こちらではビールがとても安くて(1本50円くらい)しかも美味しいです。ハイネケンの工場もありました。


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これはサトウキビ畑。自給率100%


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これが一般的な商店&住宅。「三匹の子ぶた」ではないですが、藁(わら)&布→木造→レンガ(トタン屋根)→レンガ(瓦屋根)の順にランクアップします。藁小屋は田舎にいくとどの家にもあって、多分便所か倉庫か家畜厩舎だと思われます。

 

で、ようやく到着。

ホテルSan Martinho Beach Club

https://www.smbc.co.za/
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なんと、コロナ対策でプールが使用禁止🈲

大統領令でラグーンも遊泳禁止🈲

「なんだよ~!せっかく来たのに😵」

でも気を取り直して浜辺を散策。


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カニのハサミと貝?珊瑚?の殻


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カニはいっぱいいます。カモメみたいな海鳥も。


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おやつタイム。このいい感じのデザートが一人300円👍

食後、また浜辺や施設を散策。
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どうにか子ども達のご機嫌も持ち直しました。よかった、よかった☺️

 

さて夕食。オープンエアのレストラン兼バー
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ピザとステーキ(付け合わせサラダ)というアメリカンディナー。テーブル代わりの丸太に全部載せるの無理…
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日が暮れると電灯の周りに虫が集まってきて、かなり気になります。なので、多分明日の夕食はテイクアウトになるかも。


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帰り道、空いっぱいの星が🌟天の川も見えました!残念ながらスマホカメラでは限界😢

 

翌日は曇り→雨→嵐⛈️ 午前中はどうにか浜辺を散歩できたものの、昼食時から嵐に。レストランでは雨避けの幌が強風で吹き飛んでしまいました。金具が弾け飛んで、近くにいた次男は幌が当たったけどケガがなくてよかった😅午後は部屋でのんびり。夕食前には雨がやんだけど、テイクアウトにして、部屋のテラスで食べました。

 

三日目はまた晴天。子ども達は朝から「魚を獲る!」とはりきってパパと出かけ、手網で二匹生け捕りして帰ってきました。写真では分かりづらいけど、メダカより少し大きい魚でした。


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午後は外洋(インド洋)との境目までボート(片道5分、往復でmtz2500=4000円くらい)で連れていってもらって2時間ほど過ごしました。ここは監視がないので海で遊べます。穏やかなラグーンとは違い、大きな波が打ち寄せてくるので、ボディボードでたくさん遊びました。


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ラグーン側は小魚やカニがたくさんいて、持参したパンをやって和みました。意外にもこちらのほうが水深が深くて、子ども達も足がつかないので泳ぐのも恐々という感じでした。


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アクティビティの制限が多かったものの、あっという間に週末が過ぎてしまいました。ホテル自体は新しくて食事も美味しかったし、居心地はよかったです。次回からは、予約前にアクティビティの運営状況を確認してきたいと思います。


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帰路のドライバーは、またLeoさん。田舎道で140km/h出して調子に乗ってるなと思ったら、危うく追突事故を起こすところでした😵主人が贔屓にしているドライバーだけど、さすがに厳重注意をしていました。その後は110km/h 程度まで落としてくれました(それでもアスファルトが剥がれかけたガタガタ道だと結構怖いです😥)


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帰り道に気づいたこと。写真のトラックに乗っているのは木炭の袋。一つが130~150cmくらいの長さで、うちの子がすっぽり入るくらいの大きさ。これが一袋1200円くらい。田舎では電気もガスもない家が多いです。電線は道沿いに通っているものの、ほとんど使われていません。井戸も何度か見かけたし、川で洗濯する人達もいました。「モザンビークの8割以上の人は一日あたり2ドル以下で生活している」と聞いてましたが、その2ドルは木炭とパンの代金だと思われます。家畜は鶏、山羊、牛、ロバなど見かけたから、卵や牛乳を自給自足してるのかな。時々大きな街があって、衣服や果物も売っていました。ただし、衣服は(下着も含めて)セカンドハンド、つまり古着です。女性がスカートのように腰に巻くカプラナという布は新調しやすいようですが。


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学校もあったけど、裸足の子ども達も多かったです。Leoさんによると、コロナ以前は一日三交替制(1クラスあたり3時間)で週5日の授業だったのが、三密対策で1クラスを二つに分けて、月~水と木~土にしていると。つまり週3日×3時間=週9時間しか授業を受けられない状況だそうです。ちなみに、うちの子ども達のアメリカンスクールは一日4時間×5日=週20時間、日本の公立校だと40分×5~6時程×5日=週18~20時間。全然足りない。テレビで教育番組も始まったけど、見られる人は一握り。国力の差は、こんなところにも現れます。

 

道沿いにカシューナッツ、色とりどりの壺、籐製品、観葉植物などを売っていたのは、Bilene の観光客目当ての商売かも。私達外国人と一部のモザンビーク人(ポルトガルからの移民)の生活と、現地の人々の生活の唯一の接点。

 

今回の旅行は、個人的に学びの多いものになりました。

 

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