アフリカ最貧国(モザンビーク)で楽しく駐妻生活!

モザンビーク駐妻2年目。夫と中1&小4男子の母。ブラジル駐在(1年)の間に現地で長男を出産。生活情報、旅行記、日本やブラジルとの違いなど、気づいたことをシェアしています。アフリカ駐妻(予定)の方、旅行してみたい方必見!

Studying at home 継続困難な家庭学習、唯一続いているのは…

「学校で疲れてるんだから休ませて~」

「今日はテニスがあってゲームできなかったから、今からやるね」

「あ!家庭教師の宿題忘れてた。まぁいっか」


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日本にいたときも言い逃れしてきた息子達。そしてそれを返り討ちにしてきた私(笑)

しかし海外で、英語漬けの学校に通うと、疲労度200%なのは分かるし、炎天下でテニスした後に勉強する気にならないのもわかります。でも、親としてはどうしても日本語の習熟度が心配。ついでに日本の算数・数学のレベルについていけるかも心配!!!

中1の長男は、まだ小6の漢字ドリルをやってるし、しかも間違いを連発。↓これには絶句してしまった・・・


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わっぱがお。???わっぱ弁当・・・じゃないよね?曲げわっぱなんて使ったことないし。確認したら、なんと「童顔(どうがん)」が正解。いやいや、ちょっとまて。「童」を「わっぱ」って読むほうがレアなんだけど!?なぜ敢えて「わっぱ」!?

しかもこの「わっぱがお」が兄弟の間で定着してしまい、「わっぱがおアターック!わっぱがおポイントが10上がった!」なんてわけのわからないゲームを始める始末。頼むから、変な日本語を作らないでほしい・・・

 

算数・数学は海外子女教育振興財団が年1~2回送付してくれる日本の教科書頼み。それも毎日はできないから大幅に遅れていて・・・一応通信教育も登録はしているけれど、最近めっきりアクセスしていません。

日本の教科書の無償配付 | 海外子女教育振興財団コーポレートサイト (joes.or.jp)

 

「日本に帰ったら困ったことになるよ?」

「日本の友達はもっとずーっと進んでるんだよ!」

なんて急き立てても馬耳東風、それどころか馬耳東風をもじって「バジル豆腐!意味は『意外に合う』!」なんてアホなことを・・・

押してダメなら引いてみようと思い、

「ま、いいよ。私の人生じゃないし。自分で決めて好きにしなさい」

というと、その瞬間だけは勉強をするのですが、三日坊主に終わってしまいます。

欧米では日本人学校や補習校がありますが、モザンビークの首都マプトには幼稚園生~高校生の日本人が10人前後しかいないので、そもそも授業が成り立たないのです。

 

唯一続いているのは週1回のオンライン作文教室。次男が小1のときに同じクラスのお友達15人で対面授業でスタートして、我が家の引っ越しを機に閉じましたが、昨年一時退避しているときにご要望を頂いて、オンライン&少人数で再スタートしました。小4男子5人でZoomで繋がるだけでも楽しいし、長男は中1だから、できないとカッコ悪いという気持ちもあるようで、しぶしぶ毎回参加しています。

最初は短文や日記を書くだけでしたが、夏休みよりかなり前から自由研究&読書感想文に取り組み、夏休み明けからはSDGsの17のテーマを一つずつ扱って、記事の読解&要約、意見をまとめて書く練習をしています。これまでは「やらされ感」が強かった子ども達ですが、SDGsの課題はアフリカあるある盛りだくさんなのもあり、にわかにテンションが上がっています。そして、私自身にも勉強になることがたくさんあります

<モザンビークのSDGs一例>

貧困問題:学校の周辺に裸足の子がいる。路上で物乞いをする人は日常的にいる。

環境問題:ゴミ集積地は自然発火していて、そこにゴミ漁りにきている人がいる。

     農産物や海産物の保存・管理が悪くて、たくさん捨てられている。


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たとえばスーパーでは、トマトの箱をひっくり返してトマトを棚にぶちまけています。当然たくさんのトマトが傷むし、最初から傷んでいるものを買う人は少ないので、多くが廃棄されます。


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魚市場には冷蔵・冷凍設備がありません。魚は氷の上に並べられていますが、イカやエビは山盛りにされているだけ。特にエビはしっかり確認しないと、傷んだものをごちゃまぜにして買わされます。路上で生魚を手からぶら下げて売ろうとする漁師もいます。

 

つまり「売りたい」という気持ちはあるものの、「商品をいい状態で売りたい」という熱意は欠けていて、そこに投資するお金もないということ。たとえば農産物であれば、従業員への教育を徹底して、丁寧に扱うように指導すればいい。それはお金をかけなくてもできることです。でも従業員は時給制だし、トマトもジャガイモも陳列するのは同じこと。仕事の出来が給料を左右するわけではないから、適当にこなしてしまうのでしょう。おそらく雇用主のほうも、そこまでの働きを期待しているわけではないし。日本のように事業ごみという概念も(おそらく)なくて、廃棄物はゴミ集積地に持っていくか、その前に浮浪者などが持ち去るかのどちらかです。南アフリカ資本のスーパーのホームページにはSustainabilityの項目があるけど、本当に従業員教育を徹底していたら、少なくともトマトコーナーから悪臭はしないのでは?

SPAR - Sustainability

 

ちなみにゴミは全く分別しなくていいのです。生ごみも缶ビンペットボトルも、すべて同じ袋に入れて出してOK。アパートの場合はゴミを出す日も特に決まっていません。アパートの前にあるゴミ箱に捨てるだけ。浮浪者が缶ビンなど換金できそうなものを持ち去り、残ったゴミは回収トラックが集積地まで運びます。余談ですが、洋服や靴は(下着も含めて)古着として売れるので、お手伝いさんにあげています。


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そんなこんなな話を織り交ぜながら、日本とモザンビークで毎週楽しく勉強しています。作文を上手に書くことよりも、自分の意見や感想を相手にわかりやすく伝わるように言語化することが大切だと思っているので、まったく書かずに意見を発表するだけの回もあります。少人数グループで1年以上の付き合いなので、自分の意見を堂々と主張する子が増えているのが嬉しいです。時には自分と同じ意見を先に言われてしまったり、考えがまとまらなくて苦労したりする子もいますが、そういうのも含めて、みんなで一緒に成長していける場があるのはありがたいことです。日本の友達はみんな通塾していて、習い事もあって、かなり忙しい毎日を過ごしています。それでも

「5年生か6年生になったら、また同じ小学校に戻ってくるから」

「一緒に作文書けるのは楽しいから」

といってくれて、ここまで支えてもらってきました。本当に本当に、感謝しかありません。でも彼らは受験生ですから、あまり長くご厚意に甘えるわけにもいかないので、頃合いを見計らって定期開催をやめるか、オンライン教室を閉じるか、考えなければと思っています。

 

もうすぐ年の瀬、新しい年、意思決定の時期ですね。子ども達の決断力と実行力に期待を寄せつつ、久しぶりの日本での年越しを楽しみたいと思います。

 

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Why am I in Mozambique now? どうして私はモザンビークに来ちゃったのか?

「どうしてモザンビークに住むことになったの?」

「よく行こうと思ったね・・・(半ば引いて)」

東京に住んでいた時も、最近オンラインで繋がった方にも、よく言われる言葉。

「なんでアフリカ?わざわざ便利な日本を離れて、仕事を捨てて。しかも何やら嬉しそう…」

今回はモザンビークへの渡航を決めた理由、ここに至るまでの経緯などをご紹介します。私の恥も含めて、かなりさらけ出していますが、海外駐在の実状についてご理解いただけると嬉しいです。

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〈なぜ渡航しようと思ったか〉

・子ども達に自分と異なる国、言葉、宗教、文化、生活習慣に触れさせたかったから

・子ども達に「欠乏感」のある生活をさせたかったから:東京は日常生活でも文化的にも便利で必要なものがすぐ手に入るのが当たり前。地方出身者としては、足りない経験、それを満たしたいという欲求を感じて生活してほしかった

・子ども達にチャレンジさせたかったから:主に英語と学校生活について。日本で中学受験をしないのなら、それに代わる何かに挑戦し、達成感を得させたいと思って

・(ついでに)自分も他の国の人と知り合い、ネットワークと見識を拡げられれば

 

もし子ども達がいなかったら、来なかったかもしれません。自分のキャリアだけ考えるとデメリットのほうが大きいように感じていました。子ども達の存在は私にとって本当に大きく、かけがえのないものです。いまの状況が彼らにとって最適なものかわかりませんが、考えられる選択肢の中からより良いものを選択していると思っています。


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〈現時点で子ども達が得られたもの〉

・新しい発見・気づき→理解と慣れ

毎日の学校、習い事、買い物や散歩でも、新たな発見・気づきがあります。黒人ばかりの空間に慣れました。プレハブ小屋、藁ぶき屋根も見慣れました。街頭での物売りや駄賃狙いに驚かなくなりました。

・英語力

二人とも、特にスピーキングとリスニングは、私よりできると思います。教科の語彙力も長男には完敗でしょう…二人とも「今年中にお母さんを超える」と息巻いてます。ドキドキ😵💓

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・日本の長所と短所の理解

電気や水道が当たり前に使えること、町を子どもが一人歩きできること、100均とコンビニがあること、いいものが安く買えること、美味しい惣菜やお菓子があること等々、日本の良さを挙げ出したら止まりません😅

一方で、日本の文化や生活習慣についても、外国にきて相対評価ができるようになったようです。特に学校でのアクティブラーニング形式の学習方法は、二人とも「日本の学校よりもこっちのほうが面白い」と言っています。

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・モザンビークや他の国への興味

親子ともども、いろいろな国の友達ができ、モザンビークや友達の出身国、異文化への興味が出てきました。オリンピックも相まって「あの子の国は卓球が強い。あの子のうちにも卓球台あるしな~」「あの子はイスラム教だから豚のハムやソーセージは食べない」といった具合に理解が進んでいっています。



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・兄弟の仲が良くなった

元々仲がいいほうですが、「仲間」意識が強くなってきたといえばいいのでしょうか。同じ苦境(英語の学校)で共に励まし合いながら切磋琢磨しているので、日本にいた時よりもお互いのことを思いやることができています。特にパンデミック以後はオンライン授業で家族だけしか接する相手がいなかったので、二人で遊ぶのが当たり前になり、より一層仲良くなっています。


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〈モザンビーク駐在に至るまでの経緯と、準備していたこと〉

(長ーいので読み飛ばしてください)

2007年~09年 夫のブラジル研修(08~09年 帯同&長男を出産)

 会社のブラジル長期研修は将来の駐在を見据えての事だったので、私も「また数年後にブラジルに長期赴任することになるだろう」と思っていました。ポルトガル語の勉強を頑張って、ブラジルの生活にも馴染みました。新婚生活には高いハードルでした😖帰国後も約1年おきに駐在の話が出ては流れていきました。

 

2014年 夫がモザンビーク担当部署に異動

 夫が同じポルトガル語圏であるモザンビーク担当に転任。夫は年1~2回の出張があり、「数年先に駐在があるかも」と当初から言われていました。最初は「アフリカ!?」と思いましたが、すでに社内でも何組か駐在家族が渡航した例があるという話で、「ほかの人ができるなら私もいけるかな」と軽く考えていました。

 

2018年 夫に「駐在の可能性の有無を確認してきて」と依頼

 長男が中学受験準備の時期に入り、周りのお子さん達は入塾するものの、私はあまり中受に積極的ではなく、「もし駐在の可能性があるなら、受験勉強ではなく英語の勉強をさせたい」という気持ちがありました。

私→夫「将来的にありうるか聞いてきて」

夫(嫌々ながら)→上司「家族は前向きに考えてますが…」

上司「え、駐在行けるの?早くいってよ~」

(もちろんすぐに辞令が出るわけではありませんでしたが😅)

 

2019年6月 夫に内示(→9月に夫が渡航→10月に家族が渡航)


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というわけで、足掛け12年間の駐在準備期間がありました。意外と長い!!(笑)この12年間の間、ただ待っていたわけではありません。むしろ「いつ、どこに駐在になるかわからない」という緊張感&期待がずーっと続いていました。そして「次はもっと駐在生活を充実させたい」という野心?もあったので、特に料理・海外でもできる仕事のスキルアップの2点に取り組んできました。

 

①料理

先のブラジル駐在期間中は新婚&主婦1年目→長男出産だったので、最初は家事(というか料理)スキル不足に悩まされ、ついで育児に翻弄されて修了。主婦&ママ1年生に「料理の素」「レトルト食品」「スーパーのお惣菜」なしの生活は辛く、忸怩たる思いでした。。というか、正直なところ主婦の仕事をなめてました。高校までの家庭科の授業と一人暮らし経験でどうにかなるだろう、と。しかし新婚での海外生活は思ってた以上にハードルが高く、家事に必要な知識・スキル・道具がそもそも不足していることを実感。

「同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。日本にいる間に主婦力(特に料理スキル)アップだ!」ということで、魚の三枚おろし、手作りおやつ、おもてなし料理など、できる限り練習してきました。道具も少しずつ充実させ、ミキサー、ブレンダー、たこ焼き器、ホットサンドメーカー、ヨーグルトメーカー、ホームベーカリー等々、かなりバラエティーが広がりました。

こちらに来てから先輩駐妻さんにケーキの作り方を教わり、子どもたちのリクエストに応えていくうちに、いつしか週1~2回は手作りお菓子を作るのが当たり前に。今日もこのブログを書きながらチョコケーキを焼いています。

ちなみに、料理以外のスキルもそれなりに上達させたのですが、私よりも掃除&片付け&アイロンがけ上手な夫がいて、現在はお手伝いさんにすべてお任せしているので、料理のみに専念しております(笑)



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②海外でもできる仕事のスキルアップ

もう一つ日本にいる間に頑張ったのは、海外でもできることを見つけることでした。皆さんご想像の通り、駐妻生活はめちゃめちゃ暇です。毎日毎日お友達とお茶するわけにもいかないし(ネタが尽きる…)、掃除・洗濯・アイロンがけは(モザンビークでは)お手伝いさんが日給500円でやってくれるし、ショッピングや散歩をしたいところがたくさんあるわけでもないし、治安上一人歩きが難しい場合もあります。

ブラジルで先輩駐妻さん達がやっていたのは、習い事(ポルトガル語、刺繍、サンバ等)、読書、パズル、ゲーム、DVD視聴(貸し借りして)などでした。私も真似していくつかやってみたけど、毎日やってたら飽きる&習い事はお金がかかる!自分で稼いでないのに、夫に負担させるのも…

ブラジル渡航前まで、ブラジルでの需要を期待して日本語教師のボランティアをしていましたが、いざ渡航してみると現地の人と接点がほとんどないし、治安上の問題もあって自由に行動できない

そんな失敗経験を踏まえて「海外でもできる仕事を見つけたい!」と思い、非正規の仕事や資格取得に励んできました。現在はキャリアコンサルタント(駐妻キャリアnetでのボランティア)小学生向けオンライン作文教室など、ボランティアもしくはは超安価な在宅業務をしています。おかげさまで毎日忙しいです(これもブログ更新が遅い理由の一つです・笑)。ちなみにほかのママ友さんには、ヨガや茶道を教えている方、自国料理を調理販売している方、NGOなどのボランティア活動に参加されている方もたくさんいます。資格取得のために通信講座を受講したり、オンラインで大学院や専門学校の講座を受けている人もいます。

駐妻キャリアnetについてはこちら↓↓

chuzuma-career.hatenablog.com

ボランティアとはいっても実務経験の一つ。将来の自分にとってマイナスになることはありません。ただ漫然と毎日を過ごすより、社会と接点を持ち、自分のやりたいこと・できることで社会に役立てたほうが自分も楽しいです。他にも家事、子どものケア、ネットワーク作りなどあって、朝5時から夜11時まで、結構充実した毎日を送っています。

私の場合は駐在を超ポジティブに受け止めましたが(むしろ自分からチャンスを掴みにいきましたが)、駐在に至った経緯や駐在先の環境、家族や自分自身の状況によっても、駐在生活に対する受け止め方は人それぞれだと思います。私だって楽しめるときもあれば、つらい・むなしい・日本に帰りたいと感じることもあるし、子ども達が悩んだり落ち込んだりしていると、選択を間違えたかと後悔することもあります。

 

もし周りに駐在帯同している方がいたら、声をかけてみてください。ヒマ・孤独・悩み中という人は、結構いると思います。近況をシェアするだけでも励みになります!

 

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Solo parenting and travelling in Maputo  初めてのワンオペ生活&旅行 in モザンビーク

夫が9/3から1ヶ月間ワクチン接種のため一時帰国しております。

子ども達も9/3から対面授業が再開。中学生の長男は「成績が落ちたら困るから一時帰国は無理!(マジで高校受験できない…)」とはいえ夫も仕事の都合で帰国せねばならず、結果として子どもたちと私だけモザンビークに残ることに。

もちろん少しは不安ですが

「ブラジルにいた時は妊娠中3か月間も夫が研修で不在だったけど大丈夫だったし」

「反抗期に入っている長男と夫の衝突がなくなって家族のストレスが減るし」

「コロナの感染に気を付けて、おとなしく過ごしていればいいんだし」

「いざとなったら会社の人や日本人のお友達に助けを求めればいいし」

と、いろいろポジティブに捉え直して、「まぁ何とかなるでしょ」で、今に至っております。実際、不在でも問題なく過ごしております。夫が担当している光熱費等の支払いは事前にやってくれていたし、日常そんなに頻繁に問題が発生するわけじゃないので。

・子ども達がだらけがちなので適度におしりをたたいたり(夫が不在だと仕方ない)

・今週次男が頭痛で学校と習い事を休んだ時に対応したり(いつも自分でやる事だし)

・週末にもメリハリをつけるべく、あえて外食やテイクアウトをしてみたり(いつもは夫が主導だけど、自分でもやろうと思えばできるし)

・感染対策や戸締りを意識するよう子どもに伝えたり(今までも言ってましたが…)

 

こうしてみると、うちの夫の家庭での役割って本当に限られているのがわかります。

私は家事・育児・学校関係・交友関係をほぼ全般担っているので、私が不在だと困るでしょうね。だからこそ私が風邪やコロナにかかってはいけないわけで。。気をつけます。

 

ところで、9/4~7は子ども達の学校が休み。ずーっと家に籠ってたらゲーム三昧になる😵ということで、母子三人でビーチに行ってきました。

モザンビークのいいところは、隣国の南アフリカに比べて治安が良く、物価も安いということ。今回の旅でも何組か南アフリカからの長期滞在客がいました。車で3~4時間で着いちゃうから、両国間の往来はかなり多いです。


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家から車で15分の港からボートで1時間超、Machangulo Beach Lodge に到着。実はこれで今年三回目の宿泊なので、スタッフとも気心が知れてて安心です。ボートを降りたときから"Welcome back!"と笑顔で話しかけられ、チェックインは鍵を渡されて終わり。事前に夫が細々連絡を取ってくれてたおかげで、かなりストレスフリーになるはず…と思ってたのですが、やはりいろいろあるもので。

 

コロナ禍にも関わらず宿泊客が多い人気ホテル。南アフリカから近いこともあって外国人が多く、衛生意識も人それぞれなのは仕方ないのですが、ノーマスクで大声でしゃべるおじさんがいたり、子どもにフレンドリーに声かけてくれるおばさんがいたり…私と子ども達はまだワクチンを接種していないので、社交には日頃から注意しています。南アフリカ人や先進国の駐在員はファイザー、アストラゼネカなどのワクチンを接種している一方でモザンビーク人は中国ワクチン(免疫獲得率60%)を射っている人がほとんど。接し方を変えるつもりはないですが、相手はほぼ全員ノーマスクで、うちだけマスクをつけるのは肩身が狭い気持ちにもなります。ホテルという非日常の場、リラックスするための場所だけに、なおさら。

そういうこともあって、基本的にはなるべく人に関わらないように過ごしました。

 

子ども達が大好きな磯遊びに行ったり(あとちょっとでイセエビをゲットできるところだった!)
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春の海でシュノーケリングしたり(寒くて魚も少なかったけど)
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早朝ホエールウォッチングに行ったり(20m先にザトウクジラの家族が!)

海釣りやパドルボートをしたり(釣りの腕前はどんどん上がっているようです)
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夕方は子どもの勉強に付き合ったり。毎回旅行には日本語か英語の小説、もしくはワークブックを持参していますが、今回は読書感想文や漢字のドリルでした。学校が始まってからは日本の勉強を怠りがちで…特に長男。日本に帰国したらいろいろ大変そうです。

で、その長男は勉強せずにドイツ人のおじさんとチェスやってましたが、なんとそのおじさん、長男の親友家族とも交流があることが判明。奥様同士が同じ職場で勤務されているそうで、彼は駐妻ならぬ駐夫でした。世間は狭い…(笑)

 

駐夫といえば、日本やアジア系のご家族のほとんどが旦那様の駐在でここにきていますが、欧米系だと奥様の駐在できているご家庭もよく見かけます。学校の先生も女性が多くて、夫婦共働きだったり、奥様だけ勤務されていて旦那様が家事・育児担当だったり(学校への送り迎えや平日のお買い物を男性一人でしている人、結構見かけます)。日本はまだまだジェンダーの意識が遅れているな、と感じる部分です。

 

夫がいない1ヶ月。羽を伸ばせる子ども達と、何となく気負ってしまう私。

10月に夫がたくさんの日本食を抱えて戻ってくるのが待ち遠しいです。

 

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COVID-19 in Mozambique コロナ禍のモザンビーク

◎「○○の葉がコロナウイルスに効くらしい」件

さて、このおじさんが持っている葉、何の植物のものでしょう?(これだけでわかったらスゴイ!)

 

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正解は・・・ユーカリです。なぜかここにはユーカリの木がちょいちょいあります。コアラはいませんが。で、「ユーカリの葉の成分がコロナウイルスに有効だ」という噂?民間療法?がまことしやかに伝わり、ユーカリの葉を路上販売する人がいます。1月の第二波のときから3月頃まではたまに見かけてて、しばらく姿が見えなかったのですが、第三波とともに彼らもまた出現しました。ユーカリの葉の匂いを嗅いだり、水をつけて体を扇いだり(ロウリュみたいに)、お茶のように煎じて飲んだり・・・いろいろやっているらしいです。

ご存知の方もいると思いますが、ユーカリの葉には有害な成分が入っています。匂いを嗅いだり体を扇いだりする分には問題ないと思いますが、飲むのはさすがにヤバイと思う・・・政府もメディアを使って「ユーカリはお茶にしてはいけません」と言っているらしいですが、実際のところ現地の人がどうやって使っているのか謎です。。オーストラリア人がユーカリを使っていたら(そして医学的な根拠があれば)使ってみてもいいと思いますが。

WHOは抗マラリア薬がコロナに適用できないか調査中のようです。いままでに4種類の薬を検証したようですが、すべて適応しなかったようで・・・

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ヨモギの仲間アルテミシアの成分を使った薬。ユーカリよりは効果が期待できそう。

 

◎8月13日現在の感染状況

日本ではワクチンを接種するかどうかの選択権がありますが、ここでは夢のような話。

・中国製やロシア製のワクチンしかない(8/15更新 アメリカが寄付したJJワクチンも出回り始めました)

・あっても(高齢者や医療従事者以外は)コネや伝手がないと接種できない

・なおかつ効果が低く(免疫獲得率は約60%)、接種したとしても感染リスクがある

・エクモは全国で3台しかない

・人工呼吸器も酸素も全然足りないし、病院はほぼ満床状態

つまり「コロナで重篤化したら100%死ぬと思え」ということ。

実際、政府の要人、某国の大使など次々に重篤化し、何人も他界しています。

感染者数は7月末(第三波のピーク時)で一日あたり2400人、現在は1000~1400人を推移しています。そしてついに8月11日に日本の「水際対策強化措置の対象国」になり、14日から帰国後3日間の強制隔離になります。 

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2021年8月12日時点でのワクチン接種統計(全人口約3036万人なので、ワクチンを1度以上接種した人が約3.8%、接種完了した人が約1.7%です)

◎生活への影響

政府も感染状況に合わせて施策を変えています。現在の大統領令(7月17日施行、1ヶ月間)で、私たちの生活に直結するものはこんな感じです。

・21時~翌朝4時は外出禁止。

・スーパーの営業時間は9~16時。酒類販売は13時まで(日曜は販売禁止)。

・レストラン営業は18時まで(テイクアウト含む)(ホテル内の滞在者向け飲食提供は適用範囲外)。

・学校は対面授業を禁止。

・ジム、映画館などの営業禁止。

・集会の禁止(冠婚葬祭は小規模のみ可)。

 

 「自粛」とか「協力要請」とかじゃなく「禁止」。違反したら罰金もしくは連行されます。言うまでもないですが、事業者への「協力金」「見舞金」なんてものはないです。

 

たまに「抜き打ち検査」で、繁華街でマスクを携帯しているか警察が見回りをしているそうです。持っていなければ強制連行だそうです。このあたり、元社会主義国のニオイがしますね・・・皆さん、必ずマスクをつけましょう!

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旅行中に通りかかった商店街の一角。屋外ではマスクをしていない人も多いです。

 

◎飲食について

モザンビークの飲食店は、意外にもレベル高めです。シーフード、ポルトガル料理やブラジル料理のほか、イタリアン、中華、インド、ハンバーガー、タイ、ベトナム、韓国料理もあります(後日紹介しますね)。そして大体美味しい。でも、最近はテラス席があるお店(しかも空いているとき)でなければ外食しません。

ほとんどの飲食店はテイクアウトに対応してて、デリバリーもしてくれます。それにしたって18時で店閉めろって・・・21時から外出禁止だから、それまでに従業員を帰宅させなきゃいけないのは分かるけど、20時くらいまでテイクアウトやデリバリーはOKにしてほしい・・・

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中華のテイクアウトは安くてボリューム多めなので月1回は利用してます。

加えて「酒類販売は13時まで(日曜は販売禁止)」。というわけで、土曜日の午前中はスーパーが激混みらしいです(行かないから様子は分かりませんが)。むしろ三密を加速させているように思えてならないですね・・・

 

◎ 学校について

「対面授業は禁止」なので、大学も含めすべての学校が休業状態です。

アメリカンスクールは(子ども達が大嫌いな)オンライン授業で8月10日から始まりました。親としては学校が始まってくれて一安心(やっと自分の自由時間ができる!!)だけど、オンライン授業は退屈しやすいし、サボりやすい。説明(英語)が聞き取れなくてやる気を損ないやすい。もうすぐ丸2年になるとはいえ、まだ課題をこなすのが精一杯な子ども達に、1時間の授業を全集中で取り組むのはキツイようです。。ちなみに、一日のスケジュールは↓↓こんな感じ↓↓

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中学生と小学生で、やや授業時間が違うので、お昼ご飯を出すタイミングが難しい!

 

「コロナ禍の後進国は大変だね」と思った人もいるでしょう・・・私もです(苦笑)

それでも、お隣の南アフリカみたいな暴動は(少なくとも首都では)起きていないのが救いです。昨年3月頃は、いわゆるアジアンヘイトクライムのような事件がアフリカ各地でも起きていました。私達も「中国人!」と声をかけられたり、子ども達は学校で軽くいじめられました(みんな日本人だとわかっているのに)。人種差別や暴力の心配がないだけ、まだマシです。

 

学校の先生方はモザンビーク国内もしくはアメリカでワクチンを接種しているし、先進国の駐在員家族は長期休暇中に一時帰国してワクチンを接種している人が多いようです。日本も8月から在外邦人への空港でのワクチン接種を始めたのですが、我が家にとってはタイミング悪かったです・・・12月に一時帰国の予定なので、それまでは粛々と(でもできる範囲で楽しく)コロナ禍を過ごしたいと思います。

 

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Bazaruto Island, Vilanculos 砂丘でそりすべり



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Tofoからさらに車で5時間北上してVilanculos に到着。今回の旅行は、もともとバザルト島の砂丘とシュノーケリングでした。コロナ前はマプトから飛行機が飛んでたけど、いまは欠航してて、やむなくTofoを中継地点にしたのでした。

本土からバザルト島の間は遠浅の海。ここにはジュゴン、タツノオトシゴ、イルカがいて、時期によってはクジラも見られるそうです。でも残念ながら全く出会えませんでした😢潮位によって景色が一変するのが印象的。



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さて、バザルト島へ。人生初の砂丘は「裸足じゃないと登れないよ」とボートの運転手さんに言われ、まっすぐ頂上目指して進みます。ホカホカの砂は崩れやすく、足を突き刺すように踏まないと滑り落ちそう。体重の軽い子ども達と、日頃から鍛えている夫はどんどん登っていき、取り残される私…😵


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それでもどうにか頂上に到着。素晴らしい眺望でした。紺碧で荒々しいインド洋と、ターコイズブルーの浅瀬が広がる内海。砂丘には私達だけしかいなくて、遠慮なく大声出して遊べるのも嬉しい!😆


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砂丘の中にある池は地熱で温かくて、足を踏み入れるとガスが出てきます。硫黄じゃないけど、ちょっと臭い♨️

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シュノーケリングやスキューバでも有名なバザルト島。私達は人生で一番たくさんの魚を見ました。タコ、ウツボ、伊勢エビのような大きなエビも。画像がなくて残念。

 

自然が大好きな子ども達は、森の中にあるホテルがお気に入りでした。朝食のパンくずをばら蒔くとたくさんの小鳥やリスがやってくるし、小型のインパラSone(ソーネ)にも時々遭遇します。浜辺にはカニやヤドカリもいました。



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でも、客室内にも大小さまざまな虫が入ってきて、田舎育ちの私でもかなり残念…小さな羽虫やアリ、ガだけじゃなく、ゴキブリ、イモムシ、ヤモリまで。初日の夜にはネズミまで出て、スタッフもきて30分格闘。その後は気になって室内で寛ぐこともできず…客室を替えてもらおうかと本気で思いました😓そんなわけで客室の写真はないです。ロビーと食事風景だけ。


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最後にホテルのスタッフが「これは死んでるから、持っていってもいいよ」とおみやげをくれました。珊瑚とタツノオトシゴ。タツノオトシゴは漢方薬の原料として高額で取引されるため、乱獲されているそうです。

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ジュゴンもイルカもクジラも見たい!また来たい!けど…次は違うホテルにします😅あと、次は飛行機で来たいなぁ。

 

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Tofo, Inhambane - Seaside Resort


子ども達は長期休暇。日本への一時帰国はオリンピックのため断念😭

というこで、首都マプトから車で1日かけてTofoに行ってきました。


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「車で1日かけて」とサラッと書きましたが、日本みたいにキレイな舗装道路じゃないですよ。凸凹すごくて、地元の人が脇を歩いてて、長距離トラックやオンボロのワゴン車が爆煙をあげながら走る道。そこを通常100km/h、最高150km/hで走ります。警察の検問がちょいちょいあるのと、村や街を通りすぎるときは60km/hに落とさなきゃいけないので、高速で走れるのはせいぜい10分くらい。一車線だから追い越しも難しい。だから1日がかり。日本みたいな高速道路があったら、半日で着いただろうな~。


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子連れの長旅で最大の問題はこの二つ。

「トイレ休憩どうしよう?」

「お昼はどこで食べよう?」

トイレ休憩は、案外あっさり解決。商店がある町なら、大抵ガソリンスタンドがあって、小銭を払えばトイレを貸してもらえます。ただし衛生面は微妙。日本の公衆トイレか、良くても動物園のトイレのレベル。時節柄、便座に座る前にアルコール消毒しました。

 

もう一つの懸念、ランチ。幸いなことに、ちょうど中間地点にKFC(ケンタッキーフライドチキン)がありました。もちろん大盛況。ドライブスルーあるし。


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ちなみに、モザンビークにある外資系チェーンはこれとピザハットだけです。マクドナルドもスタバもないです。吉野家できないかな。

 

夕暮れ時、ようやくTofoに到着。といっても、ホテルは半島の先端なので、さらに一時間かかります。町の住民はみんなサッカー場に向かっていました。どうやら週末の娯楽はサッカー観戦のようです。(下の写真は昼間に撮影)


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ゴールネットがないのはお約束。ラインはなく、コーナーの所在を示す棒が立っています。

 

Tofoはマプト駐在外国人には有名なビーチリゾート。シュノーケリング、スキューバ、釣りなどのアクティビティができ、時期によってはクジラも見えます。いまは残念ながらオフシーズンですが、子ども達は浅瀬で遊び、散策して、小魚も釣りました。


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ホテルのレストランにお願いしてフライにしてもらったけど、骨が刺さって痛かった😅魚は揚げると縮みますね。もともとちっちゃかったけど。

 

Tofoで有名なものがもう一つ。日本人女性が経営するレストラン「すみ」。

https://m.facebook.com/sumibarandkitchen/

餃子とお寿司大好きな子ども達のために、たくさん注文しました!個性的なお寿司たち。


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一番おもしろかったのが、手前の「カリカリ寿司」。なんと細巻きを揚げてます!そしてこれが美味しい😍


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「まだお腹すいてる」というので注文した「レインボー寿司」は、アボカドとサーモンの巻き寿司。このあと、子ども達はさらに餃子とラーメンを注文…底なしの食欲。。「すみ」のメニューは頻繁に代わるらしいので、次回はもう同じものは食べられないかも。

 

ホテルの料理も美味しかったですよ。客室キレイだったし、バスタブ付いてたから久しぶりにお風呂にも浸かれたし✨



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また来れるかどうか…半日で来られたらいいのに。一日がかりはつらい。

Tofo、シーズンオフでもよかったです。ビーチきれいだし、「すみ」のお寿司すごく美味しかった!マプトより安いし。次来るとしたら9~10月、クジラを見に行きたいです!

 

 

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The Coming School Life 2021/22 in AISM

※2021.5.20付で発表されたAISMの来年度方針です。今後変更される可能性があることをご承知おきください。

 

基本情報

登校時間 7:45~8:15(ELCも同様)

授業開始 8:15

授業終了・下校開始 15:15(ELCは13:30下校)

クラブ活動 15:30~16:15(学年・組によって曜日が異なる)

1学年当たりのクラス数:1~3(1クラスあたり10~15名)

 

2020/21は毎日オンライン授業も可としていましたが、2021/22は「対面授業のみ」となります。日常的に学習管理システム(Seesaw、Google Classroom、ManageBacなど)を使用しているので、体調不良や国外旅行による自主隔離の場合は、個別にそれらにアクセスして自宅学習を行います(事前に担任教師への連絡が必須です)。図書館や教室の資材が必要な場合は教師に相談し、保護者がエントランスに引き取りに行きます。教師が自主隔離をする場合は自宅からZoomで授業を行い、補助教員(TA:Teaching Assistant)が教室で児童生徒を監督、サポートします。

なお、モザンビーク政府は国外からの渡航者への自主隔離期間を設けていませんが、AISMでは独自に自主隔離期間を設けています。2021/22は8月10日始業なので、下記日程までに入国する必要があります。

国外からの渡航者の隔離期間:10日間(7月31日までに入国)

入国後3~5日以内のPCR検査が陰性の場合:7日間(8月2日までに入国)

国内感染者数が再び増加して大統領令により対面授業を禁止される可能性があります。その場合はオンライン授業を対面授業と同じ時間割で実施します。

 

2020/21は学年合同の集会やプロジェクト、二学年交流などを自粛していましたが、これらを再開します(生徒へのワクチン接種も検討中です)。休み時間も他のクラスの児童との交流が可能になります。カフェテリアや売店が再開します。2020.5.31からSecondary Schoolの売店が試験的に再開しました。オンライン予約制・金銭の直接授受無し(デポジット方式)で、スマホ所持者のみ利用できるようです。来年度Primary Schoolも利用することを考慮すると、利用方法は変更される可能性が高いです。

 

PE・Performimg Art・Music(クラブ活動含む)

現時点で「非接触型」を前提とした活動のみ許可されています。PEではボールを使ったスポーツと体操のみ可(水泳は不可)、Musicは全面的に不可の状態です。学校側が政府と交渉していますが、2021/22もある程度の規制を免れないだろうとのことです。

クラブ活動はKG以上の児童生徒を対象にしています。Primaryでは2019/20までは低・中・高学年に分けて実施していました。2020/21はオンラインのみで開催されていましたが、認知度が低くて参加者が少なかったためPrimaryでは中止となりました。2021/22は学年別で対面で実施される予定です(学年間交流なし)。オンライン開催の余地もある(検討中)ということです。

 

Secondaryからは他校との交流イベントにも参加できます。従来からアフリカ東南部の数か国にあるInternational School共催イベントがあり、選抜された生徒が開催地に遠征していました。今年から再開しようという機運があるようです。

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ISSEA Plan

校外活動:Week Without Walls

2020/21はGrade4以上が校外学習を実施しました。来年度も実施の方向で検討されています。例年はGrade 5以上の宿泊行事でしたが、状況を鑑み、屋外活動を主とした日帰りでの実施でした。単調な校内授業から一転して、博物館訪問、カヤック、乗馬体験、野外アクティビティなどをクラスメートと経験できて、子ども達はとても楽しい1週間になったようです。

感染対策も配慮されていて、バスの窓は開放、二席につき一人が着席(シート移動禁止)、車内と屋内ではマスク必須となっていました(ただし、どれだけ遵守されていたかは不明です)。屋外活動中はマスクを外していたようです。クラスターは発生しなかったことから、この活動が来年度も継続実施可能と判断されたようです。

 

以上、AISMへの入学にあたって参考にしていただければ幸いです。

 

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