アフリカ最貧国(モザンビーク)で楽しく駐妻生活!

モザンビーク駐妻2年目。夫と中1&小4男子の母。ブラジル駐在(1年)の間に現地で長男を出産。生活情報、旅行記、日本やブラジルとの違いなど、気づいたことをシェアしています。アフリカ駐妻(予定)の方、旅行してみたい方必見!

Tips of Kruger National Park クルーガー国立公園


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南アフリカ最大の国立公園クルーガー。ヨハネスブルクからよりもマプトからのほうがアクセスが良いという有難い立地で、マプト駐在家族にとっては気軽に遊びに行けるテーマパークのようなところです。やろうと思えば日帰りもできます。

 

☆Kruger観光のおすすめポイント☆
① 野生の動物の様子を観察できる
カバが口を大きく開けて噛みつき合っているところ、ゾウが木の実をもぎ取って食べる様子、イボイノシシの親子が並んで歩いていくところなど、映像ではなく肉眼で見られます。家族で同じ経験を共有できるのもいいところ!野生動物を探していると、視力回復にもなります(笑)

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② Game Meat(野生動物の肉)を味わえる
園内の草食動物(インパラ、ヌー、バッファローなど)の肉を加工販売しています。臭みや固さはあまりなくて、パイやシチューでおいしくいただけます。お土産用にジャーキーや缶詰のパテなども売っています。f:id:mpt_hmd:20220611172953j:image

 

③ 帰りに買い物ができる(KomatipoortやNelspruitで)
モザンビークは食料品や日用品の大半を南アフリカから輸入しているので、南アフリカで買った方が割安です。特にワイン、牛肉、豚加工品、ペーパー類。Komatipoortには大きな食肉卸市場があり、安くておいしい肉を買えます。

 

そんなクルーガー国立公園について(まだ三回しか行っていませんが)お役立ち情報をまとめました。


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(1)マプトからの往路/復路

 国境Lebomboが混み合うのは7時以降、かつ日が高くなると動物を見つけにくくなるので、夜明け前には家を出発します。マプト市内から国境までは約1時間半です。道中トイレ休憩できるのはガソリンスタンドしかなく、国境のトイレも汚れている場合が多いので、トイレットペーパー&消毒用アルコールを持参することをお勧めします。

 南アフリカではシートベルト着用が義務付けられています。子どもであっても違反していたら罰金を科せられます。特にモザンビークナンバーの車は目を付けられやすいので、国際運転免許証やパスポートをすぐに見せられるようにしています。


f:id:mpt_hmd:20220607042614j:image車幅ギリギリの一本橋、Crocodile Bridge。ある意味ここがKruger最大の難所です。

 Lebomboから一番近いのはCrocodile Bridgeです。途中Komatipoortという街を通りますが、その手前に警官がいることがあるので気を付けてください。ちなみに国境からNelspruitまで続く4番道路は整備されていて通行しやすいですが、警官が路肩で見張っていることも多いです。

 復路の場合は夕方になると国境が混むので、やはり早めの行動を心がけます。


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(2)Kruger園内の巡り方Tips

 ・朝はできる限り早く行動を開始すべし

 開門と同時に行動を開始するのがベストです。

 ・晴れている日の昼は休むべし

 暑いと動物たちは木陰に隠れます。子ども達も動物探しに飽きる頃です。無理せず、レストキャンプやピクニックサイトで散策しましょう。

f:id:mpt_hmd:20220607032255j:imageナイトサファリで見つけた、授乳中のブチハイエナ。ずーっとこの姿勢でした(笑)

 ・夕方は閉門ギリギリまで散策 or Sunset Safariに参加すべし

 夕方になると、また動物たちの行動が活発になってきます。昼間休んでいた肉食動物が動き始めるからです。各レストキャンプで申し込めるSunset Safariや、ホテルが催行するサファリに参加すると、閉門時間後も動物探しを楽しむことができます。慣れたガイドは猛禽類や小動物も見つけてくれます。

 ・食事はあまり期待しない

 南アフリカの食事は、マプトに比べてあまりおいしくありません。「このレベルでこの値段⁉」とガッカリすることも。Kruger入園前にKomatipoortのSPARでサンドイッチを購入してピクニックサイトで食べたり、BBQの食材を調達しておいてレストキャンプで自炊したり、皆さんいろいろ工夫しています。


f:id:mpt_hmd:20220607042141j:imageピクニックサイトにはBBQコンロの貸し出し(R30)もあります。地元の人はオムレツを作ってパンとソーセージを焼いて食べていました。我が家は普通に肉を焼きました。野生の動物を見ながらの食事は格別です!


(3)宿泊施設Tips

 ・一番コスパがいいのは園内のRest Camp(CampsiteもしくはBungalow)での宿泊

 園内に泊まれるので、開門すぐ/閉門時間ギリギリの行動が可能です。ただし、施設の老朽化が気になるところも多いです。SAN Parkのホームページから申し込めます。ここのホームページには、入場料や園内情報も載っているので、ぜひチェックしてからおでかけください。

 ・園外のVacation Rental(一棟貸し)での宿泊

 各ゲートの近辺にAirBNBなどの貸別荘が多数点在しています。インパラなどの草食動物やサルはKruger近隣にも出没し、貸別荘の庭にも来ることがあります。長期滞在者、コスト、子連れ、ソーシャルディスタンスなど配慮する方にはお勧めです。

 ・園外ホテルでの宿泊

 幅広いレンジのホテルがあります。サファリやウォーキングツアーを催行するところもあります。

 ・園内ホテルでの宿泊

 園内の私営ホテルは概ねハイエンドで外国人観光客を対象にしています。12歳以下の子どもは宿泊できない施設などもあります。SAN Parkが運営するホテルがSkukuza Rest Camp内にあります。


f:id:mpt_hmd:20220607032355j:imageSkukuza Rest CampはKrugerで一番大きなレストキャンプ。売店にはお土産のほかにBBQ用品や食材、飲み物、日用品まで揃っています。 

 

(4)携行品アドバイス

 ・双眼鏡、カメラwith望遠レンズ

 動物園ではないので、いつも動物が間近で見られるわけではありません(苦笑)望遠レンズのほうが重いだろうと思われるカメラを携帯している人がたくさんいます。双眼鏡は園内でも売っていますが高額なので、日本からの持参がおすすめです。

 ・サングラス、日焼け止めorラッシュガード

 車外に出る機会は少ないですが、年中通して日差しが強いです。秋(5月以降)でも昼間は半袖でいいくらい暑く、朝晩は冷え込むので、羽織物にもなるラッシュガードは一枚あると重宝します。

 ・園内マップ

 各レストキャンプの売店で売っています。南アフリカではモザンビークの携帯電話は使えないので、Google Mapsに頼ることも難しいです(南アフリカのSIMカードをKomatipoortで購入することはできます)。巻頭には園内インフォメーション、巻末には園内で見られる生物が掲載されているので、一冊あると便利です。


f:id:mpt_hmd:20220607043013j:image数種類のハゲワシ、双眼鏡がないと見分けがつきません・・・

 

 いかがでしたか?Kruger散策の参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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Ila de Mozambique 唯一の世界遺産 モザンビーク島&周辺



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モザンビークの最初の首都があったモザンビーク島。名前の由来はポルトガル人が渡来した当時、この島を統治していたスルタンの名前なのだとか。そう、ここはもともとイスラム教徒が多い地域。NampulaやNacalaの街中でも道中でも、イスラム教徒をよく見かけました。もちろん島の中でもたくさんのイスラム教徒を見かけましたし、モスクやイスラム教の墓地も。キリスト教の教会や墓地もあり、二つの宗教が共存しているのがここの一番の魅力です

 


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島からインド洋を望む先端にはFortaleza(要塞)があります。占領後にポルトガル人が建設した巨大な建物。専門ガイドがついて案内してくれました(ポルトガル語なので夫が私達に通訳してくれました)。2000年代に修復をしたそうですが、かなり雑草が茂っています。それでも興味深かったのが貯水設備。島の水は海水が混じっているため飲用には適さず、雨水を貯水していたそうです。屋根には貯水槽に続く水路が幾筋もあり、すべり台のようなところもあって子ども達が色めき立ちます(笑) 貯水槽は大きな体育館のような建物。壁には水の跡がありました。


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要塞なので、もちろん砲台や大砲、処刑場もありました。教会も。処刑は銃殺刑でしたが、いくつかの銃のうち実弾が入っているのは一丁だけ。死刑囚は十字架に縛られ、壁に空いた穴から銃を向けられて一斉斉射されたそうです(ほとんど空砲ですが)。


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モザンビーク島はインド航路の要所でもありました。アフリカからインドに向かう船はこの島に係留して季節風を待ったそうです。日本の天正遣欧使節もこの島で数か月過ごしました。島内の外国人墓地に、その使節団の随行員(キリスト教徒)のお墓もあるそうですが、残念ながらお墓にたどり着くことはできず・・・残念。


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モザンビーク島の観光は徒歩をお勧めします。島内にはタクシーがなく、トゥクトゥクだけです。そのトゥクトゥクのぼったくり価格が・・・なんと1時間1人当たり1000mzn(約2000円)。家族4人でディスカウントで3000mznと言われましたが、交渉の末2時間4人で4000mznに。それでも高い!!日本の観光タクシーよりも高い!!島内のホテルに泊まれば、徒歩で無理なく移動できます。私達は本土に泊まって半日だけ遊びに行ったので、結果高くつくことになりました・・・


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私達が宿泊したのは本土の半島の先にあるリゾートホテル。モザンビーク島にはボートで30分~1時間ほどかかります(潮流により変化します)。まず、海が今までで一番きれい。VilankuloのBazaruto(昨年度アフリカNo.1ビーチ)よりも。真っ白な砂浜、透明な水、見渡す限り遠浅の海。(モザンビーク島は岩礁で囲まれ、ビーチはほとんどありません。)ホテルの船着き場から徒歩1分の船道に海藻が生い茂った窪みがあって、たくさんの赤ちゃん熱帯魚が・・・沖合までシュノーケリングにいかなくても、そこにミニ水族館があります。干潮時にはたくさんのカニ・ヒトデ・ウニ。釣りも磯遊びも大好きな子ども達には楽園です。毎日釣り竿と網を持って走り回り、釣った魚をさばいて餌にすることもできるようになりました。釣れたのはウツボとカニでしたが。


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アイランドツアーにも行きました。モザンビーク島のホテルのいくつかが催行しているプライベートツアーで、シュノーケリングや、無人島でピクニックやBBQができます。遠浅といいましたが、干潮時でも200mほど沖に歩くと腰あたりまでの水深になり、船で移動できます。一番の見どころはサンゴ礁と、そこに生息する熱帯魚。長い棘を持つ大きなウニもいて、夫の足に棘が刺さりました・・・要注意です。砂地なので、砂が舞って視界が悪い時もありましたが、それでも飽きることなく鑑賞できました。


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結局のところ、モザンビーク島自体は要塞と街並み見物だけで十分でした。我が家はリゾート目的だったのでビーチがきれいなホテルに泊まって正解でしたが、とはいえ、物価はかなり高い印象です。考えてみれば、すべての物を南アフリカもしくはマプトから輸送しているからなのです。この国は食料自給率が低く、ホテルの食事も、魚介類以外はほとんど南アフリカからマプトを経由して運ばれたもの。生活必需品も然り。輸送コストが上積みされて、この価格になるのでしょう・・・ゆで卵が腐っていたり、カプチーノ用のクリームが切れていたりもしました。朝食にベーコンを追加注文しようとしたら1人400mzn(800円)だと言われました。500mlのペットボトルの水がないときは水筒をもらいました。そういえば、Nampulaの空港では段ボール一箱分の生卵(パック詰め)がターンテーブルを回っていました。地方では卵さえも自給自足できていないということです。


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モザンビーク島は大事な観光資源、外国人観光客目当てのホテルや商店が軒を連ねます。でも地元の人々の生活は貧しく厳しい。数か月前のサイクロン被害の復旧も難しく、NGOの支援物資に長蛇の列ができていました。上半身裸の子、裸足の大人もたくさん見かけました。一方で、海岸近くには豪華な別荘が立ち並んでいました。マプト在住のお金持ち(主に政治家)が、夏休みの時だけやってくるのだそうです。まるで平安時代の日本を見ているようです。下剋上の時がくるのでしょうか・・・


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モザンビーク人と一緒に「学び直し英語」


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モザンビークの第一言語はポルトガル語。ではなぜ私が英語の学び直しをしているかというと、子ども達の学校の先生や保護者との会話についていけないからです😣留学経験なし、英語の勉強は大学一年生の必修科目止まり、TOEICを受けたのは15年前😅モザンビーク渡航後から1年半オンライン英会話をやってきたのでスピーキングとリスニングは向上したものの、学校関係になると先生との会話についていくのが精一杯。質問して相手の話を聞くのは得意だけど、自分の意見を言うときには適切な言葉が出てこないし、もどかしい。そんな状況をどうにかしたいと思っていたら、スペイン人のママ友が英語クラスを紹介してくれて、一念発起して語学学校に通うことにしました。


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日本で語学学校に通ったことがないのですが、ここでは平日毎日、100分間の授業です。テキストはOxford University Press、つまりイギリス英語。お隣の南アフリカはイギリス英語で、モザンビークとの交流が多いのです。「学び直し」ということで、少しレベル低めのIntermediate(B1)です。クラスメートの8割は大学生もしくは既卒生(就職浪人)、私以外の外国人はトルコ人女性が二人だけ。多くは下のクラスからの持ち上がりで、かなりアウェイな状況…ですが、そんなことを気にしてる場合ではないです。三ヶ月の間に三回のテスト、Reading、Writing(作文)、Listening、文法をすべて三回ずつ。それに加えて授業中の発言でSpeakingのレベルを測る。すべての項目で6割以上取らないとレベル認定されない。かなり真面目にやらないとパスできない感じ💦「外国人だし」「オバサンだし」なんていう言い訳をかなぐり捨てて、毎日発言し、復習や宿題を欠かさず、クラスメートとも積極的に交流してます。日本人かつ発言しまくりで目立つので、先生からも一週間足らずで覚えられ、個人的に連絡し合う友達もできて、スピーキング練習を週一回集まってやったり、わからないことを教え合ったり。私はポルトガル語が苦手なので、学校の手続きを手伝ってもらってます😅


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授業中などのやりとりを通して、モザンビークの文化や習慣、生活についていろんなことを知ることができるのも思わぬ収穫です。たとえば…
初対面の人とでもハグ&両頬にキスをする(ポルトガルと同じ挨拶マナー)※コロナ禍のため自粛中
・人を食事に誘ったら、勘定は自分が持つ(割り勘という概念はない
・お宅に招かれたとき、30分~1時間遅れで来るのが当たり前手土産は持参してはいけない(「十分な用意がないだろう」という意思表示と解釈される)
食事中に電話に出たり、メールやSNSをすることは無作法ではない

他にも会話の端々から私達の常識との違いを感じます。気づかずに地雷を踏んでしまった経験も😵
乗り物の単語学習をしていたとき、coach(高速バス)とbusの違いを聞かれて「coachは他の県や他国など長距離移動のときに乗るもの」と言ったら、先生が「モザンビークではbusで1000km先まで行くよ。ここはthe third worldなの。coachは贅沢なbusだよ。」と諭されてしまいました。うぅ…モザンビーク人自身が自分達の国をthe third worldと表現するのが痛々しい。こんなことにも認識の違いがあるとは思わず、「やっちまった感」がありました。


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とはいえ、モザンビーク国民の多くが初等教育も満足に受けられず、ポルトガル語の読み書きにも苦労している中で、クラスメート達は大学に進学し、語学学校にも通える程度の富裕層。iPhoneを持っている人も半数近くいるし、他にも習い事をしていたり、家庭教師をつけているという話も。この人達もモザンビーク国内では決して庶民ではないのです。それでも私達外国人の生活環境とは異なる点が多々ありそうですが…あと二ヶ月は同じクラスで学び合うので、追い追い理解を深められたらと思います。

 

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食糧事情③外食は結構充実しています。


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「アフリカの最貧国・・・だよね?」と思うようなカフェやレストランが、意外にもかなりあります。味がいいのはもちろん、外装や料理の盛り付けがおしゃれなお店もあります。ハンバーガー、イタリアン、シーフードのお店が多いですが、中華、韓国、タイ、ベトナム料理など日本人にも食べやすい料理を提供しているお店もあります。イスラム教徒が多いのでトルコ料理やインド料理もあります。日本食レストランはないですが、お寿司を提供するレストランは増えてきています。

今回はうちの家族が大好きなお店を中心に、いくつかご紹介したいと思います。

 

◇コスパがいいお店(家族向け)

Guest House Moderna 明元飯店(中華)

安くて何でもおいしい!子どもも大人も満足できて、お腹いっぱい食べても一人1000mzn未満。馴染みのある餃子、酢豚、八宝菜はもちろん、よだれ鶏や北京ダックまであります。スープも含めてテイクアウト可(デリバリー不可)。

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Casa do Peixe(カザ ド ペイシェ、シーフード)https://maps.app.goo.gl/RiPXmxp6vCggF7pb6

うちの近所のカジュアルレストラン(笑)困ったときの駆け込み寺です。ここの自家製パンは市内でも指折りの美味しさ。子ども達はガーリックシュリンプのソースを付けて食べるのが大好きです。お手頃価格のエビカレーやアジの塩焼きもあれば、ブイヤベースやカニやロブスターのボイルなど食べ応えのあるものまで、幅広く揃っています。f:id:mpt_hmd:20220219045033j:image
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◇人気のレストラン&カフェ

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トリップアドバイザー人気ランキング ベスト3(2022.2.12調べ)

Txhapo txhapo(シャポシャポ、カフェレストラン)

https://instagram.com/txhapotxhapo?utm_medium=copy_link
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いろいろな種類のハンバーガーをはじめ、軽食からステーキまで幅広く提供しています。ハンバーガーを提供するお店は市内にたくさんありますが、「ハンバーガーといえばシャポシャポ」というくらい有名。付け合わせはポテトとサラダどちらか選べますが、写真の通りサラダはすごくボリュームがあっておいしいです。

 

Dhow Cafe(ダウカフェ)

https://instagram.com/dhowmozambique?utm_medium=copy_link

高台から海が見渡せるおしゃれカフェ。フードメニューよりもドリンクメニュー(お酒含む)のほうが充実していて、バーのように利用する人が多いようです。客席のほとんどがオープンエア(屋根あり)なのも、感染リスク低減できてていいところ。ただ、めちゃめちゃ高い。アルコールのドリンク1杯1000円超するし、フードはおつまみ程度(しかも高い)ので、私はランチに1回しか行ってません・・・もちろんお酒は飲んでません(苦笑)

 

Zambi(ザンビ、レストラン) 

https://instagram.com/restaurante_zambi?utm_medium=copy_link
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海岸沿いにある高級レストラン。シーフード(お寿司含め)はもちろん、肉料理など全般的においしいです。「高級」と書きましたが、選べばそうでもないし、生食の魚料理が食べられるので、日本人に人気です。

 

◇デリバリー対応のレストラン&カフェ

Galaxy(ギャラクシー、インド料理)

https://instagram.com/galaxybaiamall?utm_medium=copy_link

安くておいしいインド料理といえばここ。コロナ前は市内に4店舗ありましたが、規模を縮小してデリバリーを頑張っているようです。デリバリー料金は特に設定がないですが、通常レストランで食事した時と同程度のチップ(10%前後)で大丈夫。

 

Casa de Bagel(カザ ジ ベーグル、カフェ)

https://instagram.com/casa_de_bagel?utm_medium=copy_link

その名の通り「ベーグル屋さん」ですが、ベーグルサンドイッチ、スコーン、ケーキ、焼き菓子なども扱います。100mznからデリバリー対応してくれるので、飲み物1杯、ケーキ1個でもお願いする人も。ここのケーキは市内で一番日本人が好きな味(甘さ控えめ)です。デリバリー料は100mzn。

 

ここに紹介したお店以外にもたくさんいいお店があります。駐在/帯同/出張/観光?でお越しの方、楽しみにしていてくださいね!

 

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食糧事情②日本食以外。日本から持参したほうがいいものもご紹介!

前回は日本食メインだったので、それ以外の食材について。我が家がよく買うもの・行くお店の情報に限られますが、ご了承くださいませ。


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↑韓国のりに近い味付海苔。オリーブオイル風味。

 

(1)中華・アジア系食材:一般のスーパーでは入手が難しく、中華スーパーで購入します。

<私がよく買っているもの>

・ごま油、練ごま、いりごま

・甜麵醬、オイスターソースなど調味料各種(コチュジャンは未発見)

・春雨

・ザーサイ、キムチ(キムチは韓国料理店のほうが美味。テイクアウト可)

・冷凍の餃子・焼売の皮(春巻きの皮はSPARで購入可)

・冷凍餃子・ワンタン・中華まん(日本の物とは味が違います)

・もち米(焼売の皮がない時の代用品)


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↑滅多にお目にかからない冷凍の小籠包。
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↑お友達から薦めてもらったお菓子。ポッキーはグリコ製!(お菓子はハズレも多いです)

 

私が普段使うのはこれくらいですが、ほかにもいろいろな食材があります。乾麺各種は怖くて手が出せないけど、美味しいのを教えてほしいくらい欲しいです!

なお、「中華スープの素(鶏がらスープの素)」は見たことがないので、日本から持参をお勧めします。


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↑辛ラーメンは高級スーパーdeliやMaputo Shopping内のスーパーでも見かけます。

 

韓国料理店内では辛ラーメンなど韓国食品を販売しています。韓国語で毎週1回注文販売もしているそうですが、ハングルのみで・・・でもキムチや焼肉用の肉(下味付き)なども含めテイクアウトできて便利です。「焼肉のたれ」は販売していないようです。


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↑韓国人のお友達にシェアしてもらったテイクアウトメニュー

 

(2)西洋系食材:ヨーロッパ諸国の人が多く居住しているだけに、拘らなければかなり幅広く入手可能です。冷凍食品でもピザや魚のフライなどあります。豆類、香辛料、パスタ、シリアルなどは日本よりも充実しているくらいです。
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「入手しづらいもの=日本から持参すべきもの」は、今のところ下記2点だけです。

・デミグラスソース缶(もしくはハヤシライスのルウ)

・中濃ソース(ウスターソースはあります)

ほかにもあるかもしれないですが・・・そこまで本格的な料理は作らないので(苦笑)

 

その他の注意点として、一般のスーパーでは卵不使用マヨネーズしか売っていません。中華スーパーではキューピーのマヨネーズ(1kg)を買えます。かなり高いですが、子ども達はこれしか食べません(泣)

 

「住めば都」といいますが、中国人が増えてきているおかげもあって、少しずつ食材が手に入りやすくなっています。海外生活中は食事が日々の癒しでもあるので、よりいっそう充実してくれるといいですよね。

 

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食糧事情①日本食材は品薄ですが・・・


先日、13ヵ月ぶりにTKGを食べました!そう、卵かけご飯です。学校の近くにしばらく前にできた自然食品屋さんで、やや高めの卵を見つけました。「生で食べられる?新鮮?」と確認したところ、農場から直送で2日前に入荷したとのこと。一応1パック(6個)だけ買って一つ割ってみたら、しっかり白身が立ってて!ふわふわのTKGに親子揃って舌鼓を打ちました。子ども達もすごく喜んでたので今週二回行ってみましたが「金曜日に入荷したものしかない」と…金曜日か土曜日に狙い打ちです。


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生卵はともかく、アフリカの片田舎モザンビークでは日本食材がそもそも入手困難です。駐在(帯同)予定の方にも「入手できないものは何ですか?」と聞かれ、むしろ「入手できるもの」のほうが少ないので、以下リストアップしてみました。

 

<マプトで入手可能な日本の加工食品>※基本的に全て中国製

・醬油(中国製は安価。キッコーマンもあるが高い)

・味噌(品薄)

・だしの素(品薄)

・豆腐(現地製。日本からの常温保存品もある)

・寿司酢

・マヨネーズ(キューピー製。高い)※一般的に販売されているマヨネーズは卵不使用

・カレールウ

・焼き海苔

・味噌汁用乾燥ワカメ(ネギなども混入)

・稲荷寿司用の味付き油揚げ

・カップヌードル(海外生産版)

・乾麺のうどん(品薄)、そば

・干しシイタケ

・たくあん(1本)

・ガリ(1キロ入り)

・わさび(1キロ入り)

・ゆでタケノコ

・ゆでレンコン

・おやつ(ポッキーなど、入荷によりけり)


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中華スーパー、Deli(高級食材店)、SPAR(JAT店のみ)で運よく出会えれば買えます。多くの店で常備してあるのは醤油と豆腐だけで、あとは在庫次第。とはいえ最近中華スーパーがどんどん充実してきているので、今後は期待できそうです。

「え、これだけ?」と思いますよね。本当にこれだけでした(苦笑)しかも品薄なものが多いから「見つけたら即買い」です。

でも、日本での食生活を思い返してみたら、和食以外の食事のほうが多いような…洋食、中華、イタリアン、家庭料理でもそうですよね?

生鮮食品には、和食でも使われるものがたくさんあります。

 

野菜(一部は季節限定):大根、長芋、里芋、いんげん、白菜、ほうれんそう、細ネギ、長ネギ、ニラ、オクラ、もやし、しめじ、しいたけ(ジャガイモやニンジンは言うに及ばず)

果物(季節限定):フジりんご、柿、栗、イチゴ、スイカ

 

魚介類:大型スーパー(SPARやMaputo Shopping)では冷凍の切り身/一匹まるまるを販売しています(但し鮮度や保存期間は保証できません)。SPAR JAT店では冷蔵品も扱い、その場で捌いてくれます。魚市場(Mercado do Peixe)は冷蔵施設がないため、常温・吹き抜けスペースで量り売りしています(ややぼったくられている気がしますが)。通年で入手しやすいのは鯛・キス・エビ・イカ。活きアサリもありますが、数件「あたった」という話を聞いています。

そもそも漁船に冷蔵設備がないので、魚の鮮度には要注意。漁師の多くは手こぎボートで朝5時に出港して午後戻ります。お魚さん達は数時間は常温~炎天下に晒されていると思われます。

刺身用の魚は通販もしくはDeliのみで、マグロ・サーモン・エビが主です。


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肉類:モザンビークはイスラム教徒が多いのもあり、主だったスーパーでは牛肉・鶏肉・羊肉のみを取り扱います。豚肉が欲しい場合は中華スーパーの冷凍コーナーもしくは精肉店を利用します。ちなみに、一部の中華スーパーにはスライスした牛肉・羊肉があり、すき焼きやジンギスカンができます!(海外ではスライスした肉は珍しいのです。)精肉店でもお願いすれば豚肉をスライスしてくれます。

 

あ、今度からすき焼きを生卵に付けて食べられるのか・・・!!楽しみ~


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ちなみにお米は"Sushi rice"と銘打ったすごく高いものもありますが、中華スーパーには中国米があり(たまに匂いが気になることもありますが)、ポルトガル産米でジャポニカ米に近いものもあります。


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次回は、日本食材以外(洋食・中華・イタリアンの食材)について書きますね。

 

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Chaotic November and December バタバタな11~12月


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11月27日、オミクロン旋風の煽りを直撃して、12月6日から予定していた1年間ぶりの一時帰国を断念せざるを得なくなりました。
モザンビーク発の国際線はエチオピア航空以外全便欠航、エチオピアは内戦中のため経由地でも渡航不可。陸路以外で国外に出ることができない状況になりました。(注:12月半ばに一部航空便が再開しました。)


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モザンビークは世界最貧国の一つで、GDPは世界ワースト20位内です。先進国で当たり前にあるサービスや娯楽はほとんどありません。つまり、ここに住む外国人にとってホリデーシーズン(一時帰国)は唯一の楽しみであり、医療サービスを受けたり生活必需品を買い込むチャンスなのです。それは我が家も例外ではなく、子ども達は半年前から「食べたいもの&行きたいところリスト」を壁に貼り、日本にいる友達と連絡を取り合って、年末年始の計画を立てていました。


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それが出発の10日前に突然のキャンセル。前日に「10日間強制アパホテル隔離」が決定したときに一度挫折感を味わっていたのに、また。今回の衝撃は半端ではなく、長男はゲームの世界に現実逃避し、次男は30分間号泣でした。

キャリアコンサルタントの見地からすると、こういう時こそプランドハップンスタンス理論。クランボルツが提唱した理論で、端的に言えば「偶然の出来事をキャリア形成(人生)に前向きに役立てよう」という考え方です。クランボルツは偶発性を受け入れるだけでなく、自ら積極的に偶発性を引き寄せるべきだとして、好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心の5つの行動指針を提唱しています。


とはいえ小中学生にキャリア形成の話をしても理解できない・・・そのとき思い出したのが、昔大好きだったアニメ「ポリアンナ物語」で主人公がやっていた「いいところ探し」。「どんな出来事にも、いいところがある。物事の悪い面だけではなくいい面を探してみなさい」的なことを亡き父に諭された主人公は、過酷な境遇にあっても積極的に「いいところ探し」をしていくことで仲間を増やし、状況を改善していきます。

では今回の「一時帰国ドタキャン」のいいところをいくつか挙げてみると・・・
① ほとんどの友達が国内に留まることになったから、休み中も英会話の練習に不自由しない(実際ほぼ毎日友達の家に行ったりオンラインで遊んだりしてます)
② 次男がようやく仲良くなってきた友達と、さらに親密になれるチャンス(家族ぐるみでお付き合いしています)


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③ これを機にモザンビーク唯一の世界遺産に行こう!(国内感染者が増えたため、国内有数のビーチリゾートに切り替えました)
④ ワクチン接種は南アフリカでもできる。旅行もできて一石二鳥!
⑤ 日本の友達がたくさん連絡をくれた。私達の事を心配してる人がたくさんいることがわかった 

もっと具体的にいろいろ出てきました。家族でやると、私には思いつかないことを子ども達が見つけてくれて、次第にみんな気持ちが明るくなってきました。コロナ禍のアフリカ、治安や医療への不安も多々ありますが、前向きな気持ちがまず第一です


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どうにか子ども達の気持ちを切り替えることに成功し、人間ドック・日本の国内旅行・友達との約束など各種キャンセル手続きも一通り終わると、今度は一時帰国の埋め合わせの準備。お刺身やお寿司を食べる機会を作り、クリスマスプレゼントを用意し、Tofo(アフリカでベスト10に入るビーチリゾート)でクリスマスを過ごしました。ここで子ども達が喜ぶ食べ物やプレゼントを用意すること自体もかなり大変で、友達にお店や品物を紹介したもらったり、南アフリカからの取り寄せも検討しました。休暇の手配は夫婦の共同作業です(ちなみに日本にいた頃は私一人でほぼすべて旅行を企画し、最終意思決定を夫婦でしてきました)。

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その合間に友達とのプレイデート、テニスの練習、オンライン講座で日本の勉強のキャッチアップ、作文教室などコーディネートし、私自身のボランティアの仕事なども相まって、本当にあっという間に年末。Tofoへの旅路(車で9時間)で疲れて風邪をひき、宿泊先Hotel Sentidos Beach Retreatでは本当の意味でリトリート(静養・リラックス)することに・・・(泣)本当はシュノーケリングやオーシャンサファリ(イルカやマンタのウォッチングツアー)に行きたかったんだけどなぁ。まぁオミクロンに感染しなかっただけ幸運というべきでしょう。リトリート中に内省を深めることもできたし(それについてはまた機を改めて)。


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2021年「モザンビークに駐在(帯同)することになったから様子を教えてほしい」というお声掛けをきっかけにブログを始め、こんなにたくさんの方に読んでいただけるとは思いませんでした。ありがとうございます。2022年も引き続きどうぞよろしくお願いします。

 

☆最後まで読んでいただきありがとうございました☆

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